不動産物件の良し悪し
不動産物件の良し悪しってどう見たらいいのですか?としばしば質問をいただきます。
確かにそう思われるのは当たり前です。
判断の基準がないのが不動産という商品。
マクドナルドだったら「チーズバーガー」は「いくらで」「こんな味で」、ビッグマックなら「いくらで」「こんな味で」「満腹度はこれぐらいだから」と皆さんあると思います。
高額商品の車でもある程度の想像がつきます。私は昨年までこれを乗っていました。
2010年モデルのホンダオデッセイ。
2.4㍑DOHCエンジンだから走りは私好みだろうな、7人乗りだからキャンプもオッケー、ハッチバックには道具も載せられるし、現場の残材も積み込める(笑)価格も明確なので、すぐに購入可否も判断できる。
乗り換えたのは、こいつ。
家族が自立し、大人数で乗ることが無くなったからダウンサイジングです。
1.5㍑、5人乗り、ハッチバックの荷室は小さくなったけど、ずっと大工道具が積まれていて問題なし。
もちろん残材も積み込めます。
こんな風に購入した結果がある程度想像がつきます。
不動産はどうでしょうか・・・わかりにくいですよね。
わかりにくいなら、数値化するしかないと物件点数表を準備しています。たくさんの要素があります。
陽当たりは?広さは?外のデザイン、内観デザイン、近隣の状況・・・いっぱいあります。
それを現地で自ら点数表にすればいいんです。
基準がないなら自己採点でつくってしまう!!!
不動産は本当にわかりくくて決断がなかなかできない。決断がなかなかできない方は正しい方です。
でもこのように自己採点をしたりして見る目を肥やすと最後には素早い決断が可能になります。
衝動買いする人が多いのも不動産。予算オーバーも平気でしてしまうのが不動産購入。
そして5、6年で手離して、ローン残債だけ残って賃貸に住む人が多いのも不動産購入の真の姿。
幸せになるための不動産購入。順番がちゃんとあります。
押し売りされると心配って皆さん思っていますが(本当に押し売りされますが)、本当に寄り添ってくれる担当を見つけることが納得の不動産購入のスタートだといつも思っています。